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2022.07.27
”観光のプロ”として認めてもらうために

どうも、奈月です☽

すみません。1カ月以上空きました、お待たせ人気コーナーの続きです!

意外に皆さん読んでくださっていて、嬉しい限り。
先日なんと、SIGHTSにお越しいただいたお客様がブログ読者で、しかも東北は盛岡から・・!
このブログが盛岡にまで届いていたなんて!
嬉しすぎてブログの続きをその場で話し始めそうになりましたが、なんとか我慢しました。

さて、前回は西澤が何かを決断するのであった!というところで終わりましたので、そこからですね。

「それまだ読んでない!」「時間経ちすぎて内容忘れた!」という方はこちらからどうぞ☟

どうすれば”観光”で地元の人を笑顔にできる?

来年の秋に俺は・・!!

2017年の年末。

しばらく考え込む日々を過ごしていた西澤が、ある日キラキラした目で私にこう言いました。

「おれ、来年の秋に京大のMBAを受験することにしてん。」

おぉ・・そう来たか。

実は西澤、将来ホテルをやるために学生の頃から「アメリカのMBAに行ってホテル経営学を学びたい!」と言っておりました。
大学卒業後、旅行会社に就職してからも想いは変わらず。
入社3年目のとき、関東でしたがMBAに行けるという社内制度を知り、張り切って手をあげた西澤。

しかし、やる気と勢いもむなしく・・

”社歴が浅すぎる” ”若すぎる”という理由だけで、社内の最終面接であえなく落とされてしまったのです。

まぁ~落ち込んでいました。

「そんな理由で落とされるんやったら、いつか自分の力で行ったるわ!!」と、面接帰りにバクバク焼肉を頬張っていた姿が今でも頭に思い浮かびます。

独立して宿泊施設をすでに開業していたこのタイミングでまたMBAの話が出てくるとは思っていませんでしたが、たしかに昔から言うておりましたので

「ええんちゃう。」

私も二つ返事で、そう答えました。

聞いてみると、京都大学のMBA。
しかも”観光コース”が、2018年春から新しく開講されるとのこと。

なんちゅうベストタイミング。

これは西澤が行かずして、誰が行くんだい。

神様が「行け!!」と言っているような。そんな運命的なものさえ感じていました。

なんのためにMBAに行くのか

「ホテルをやりたい」と言っている以上、そのためには莫大なお金が必要やし、そのお金を集めるためには信頼がないといけない。

そしてホテル経営をホテル単体ではなく、

”観光業の中のホテル”
”地域の中のホテル”

という視点から見ることが必要であると常々感じていた西澤にとって、

”京都大学MBA観光コース”

だなんて、「こりゃもう行くしかないっしょ!」ですよ。

ホテルはたくさんできているけど、観光をしっかり勉強した上でホテルをやっている人がいないなんて、おかしな話なんです。
地元のためにならないと意味がないし、地元の方から応援されていないと意味がない。

”売り上げを増やす”、”事業規模を大きくする”ために、みんなが「ホテルの数を増やす」という方法をとり続けてしまうと、街中がホテルだらけになってしまう。
結果的にそれは、自分たちの大事な街を壊してしまうことになるのではないか。

「売り上げや規模を追い求めることが正しいことなのか?」

それが正しくないのであれば、いったいなにが正解なんやろう・・

その答えを見つけ出すために、西澤は京大のMBAを受験することを決意したのでした。

立ち止まった2018年

決心したのが2017年の年末。
翌年2018年の秋に願書を出し、2019年春に入学というスケジュールとのこと。

受験までの1年間、どう過ごすか。

このとき、我が家の長男は1歳を迎えたばかり。
保育園には行っていなかったので、いつも私か西澤のどちらかは家で仕事をしながら長男と一緒に過ごしていました。
事業を広げていくとこんな過ごし方ももうできないだろうし、子どもはあっという間に成長してしまうし・・

ここからの1年は、子育てKYOMACHIYA-SUITE RIKYU 1軒に専念しよう!

年は明けて2018年。

まずは受験に必要なTOEICのスコアを取得するため、学生ぶりに英語の勉強を始めたり。
相変わらずRIKYUの掃除や接客に全力で向き合ったり、子どもとの時間を大事に過ごしたり。

秋には京大に願書を出すのと同時期に次男も生まれ、ここからさらにてんやわんやの西澤家~4人家族ver.~が幕を開けます。
ちっちゃい男の子2人と、おっさん学生と過ごすカオスな日々。

次回のお話は、研究と模索の2019年
SIGHTS KYOTOのオープンまで、まだ3年もありますよ!

おいおい長いぞ・・と思わず、またお付き合いいただけますと幸いです。
こっそり読者のみなさま、次回もお楽しみに!

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